経路制御表の種類
パケットを配送する時にも利用されるのが、ネットワーク層のアドレス、最近よく出るIPアドレス!! しかし、IPアドレスだけではパケットを宛先のホストに届かない。「この宛先の場合には、ルーターやホストに送ればよい」という情報が必要、この情報が経路制御表(ルーティングテーブル)。IPでは通信するホストやルーター等の機器は必ず経路制御表を持っています。ホストやルーターは、この経路制御表をもとにしてパケットの送信先を決定し、パケットを配送。
さて、この無くてはならない経路制御表、作成するには2パターンあります。
スタティックルーティング(静的経路制御)→管理者が事前に設定
ダイナミックルーティング(動的経路制御)→ルーターが他のルーターと情報を交換して自動的に作成
ダイナミックのが一見便利ですが、ネットワークに接続されたルーター間で経路制御情報(ルーティングインフォメーション)のやり取りが出来るように、きちんとルーティングプロトコルを設定しないといけない。
IPは、正しい経路制御表があるという前提で動作するように作られています。
しかし、なんとIPではこの経路制御表を作成するプロトコルを定義していない。つまりIP自体には経路制御表を作る機能はなく、ルーティングプロトコルという、IPと別のプロトコルが作成している。
まさかのIP自体には機能無し...ルーティングプロトコルについては後日。
サラダバー!!(古い)