最終的な宛先ホストまでのパケット配送
TCP/IPでは、ネットワークの1区間をIPパケットが飛ぶことをホップ(跳ぶという意味がある)といい、この1区間のことを1ホップ(ワンホップ)といいます。IPの経路制御はホップバイホップルーティングという方式で行われます。この1区間ごとに次のルートが決定され、パケットが転送されていきます。
1ホップの範囲
1ホップはデータリンク層以下の機能だけを使ってフレームが伝送される1区間を意味します。
イーサネット等のデータリンクでは、MACアドレスを使ってフレームが配送されます。1ホップは送信元MACアドレスと宛先MACアドレスを使ってフレームが伝送される区間になります。これはホストやルーターのNICから、ルーターによる中継を経ずに到達出来る、隣接したホストやルーターのNICまでの区間です。この1ホップの区間内は、ケーブル同士がブリッジやスイッチングハブで接続されることはあっても、ルーターやゲートウェイで接続されることはありません。
めちゃくちゃ分かりにくい気がする、というか分かりにくい。
とりあえず、1ホップ=1区間!!
データリンク層以下の機能だけだとどのみち1ホップしか飛べないというツッコミはしたらダメなやつですか?