35歳うつ持ちが未経験からネットワークエンジニアになるまで

35歳、正社員歴無し、オタクで躁うつ持ちの元事務員が未経験から勉強してネットワークエンジニアを目指す(不定期更新)

PPP(呼び方色々)とLCPとNCP

正式名称Point-to-Point Protocol、その名の通り1対1(つまりタイマン...)でコンピュータを接続するためのプロトコルOSI参照モデルなら第2層のデータリンクプロトコル物理層にも関係アリ。PPPだけでは通信出来ず、何らかの物理層必須。電話回線やISDN、ATM回線や最近だとADSLやケーブルテレビ等を使ったインターネット接続でPPPoEとしても利用されていたり。
PPPはデータ通信を開始する前にPPPレベルでコネクションを確立、認証や圧縮、暗号化等の設定をし、接続する時には、通常ユーザーIDやパスワード認証が双方向で出来るようになっている。


LCP→上位層に依存しない
NCP→上位層に依存


上位層がIPの時のNCPが、IPCPです。

LCP→コネクションの確立や切断、パケット長の設定、認証プロトコルの設定(PAPかCHAPか)、通信品質の監視をするかどうかの設定を行う。
IPCP→IPアドレスの設定やTCP/IPのヘッダ圧縮するかどうか等のやり取り。


さっき出てきたPAPとCHAPについて。

PAP→コネクション確立時に1回だけIDとパスワードをやり取りする、暗号化されていないのでちょっと危険(盗聴とか)
CHAP→毎回パスワードが変更されるOTP(ワンタイムパスワード)使用、コネクション確立後も定期的にパスワード交換。

 

安全性ならCHAPなんでしょうが、個人的にワンタイムパスワード苦手(めんどくさがり)