35歳うつ持ちが未経験からネットワークエンジニアになるまで

35歳、正社員歴無し、オタクで躁うつ持ちの元事務員が未経験から勉強してネットワークエンジニアを目指す(不定期更新)

IPアドレスのクラス

IPアドレスはクラスA、クラスB、クラスC、クラスDという4つのクラスに分類されていました。これらのクラスはIPアドレスの先頭から4ビットまでのビット列の組み合わせによってネットワーク部とホスト部を決めたものです。

 

クラスA→先頭が「0」で始まる場合。IPアドレスの先頭から8ビットまでがネットワーク部。これで表せるIPアドレスの範囲を10進数で表すと0.0.0.0~127.255.255.255になります。下位24ビットはホストアドレスとして割り当てられます。1つのネットワークの中で16,777,214個...多い!!

クラスB→先頭が「10」で始まる場合、IPアドレスの先頭から16ビットまでがネットワーク部。これで表せるIPアドレスの範囲を10進数で表すと128.0.0.0~191.255.255.255になります。下位16ビットはホストアドレスとして割り当てられます。1つのネットワークの中で65,534個...急に減るな...。

クラスC→先頭が「110」で始まる場合、IPアドレスの先頭から24ビットまでがネットワーク部。これで表せるIPアドレスの範囲を10進数で表すと192.0.0.0~223.255.255.255になります。下位8ビットはホストアドレスとして割り当てられます。1つのネットワークの中で254個...少なっ!!

クラスD→先頭が「1110」で始まる場合、IPアドレスの先頭から32ビットまでがネットワーク部。これで表せるIPアドレスの範囲を10進数で表すと224.0.0.0~239.255.255.255になります。クラスDにホストアドレスの部分はなく、クラスDは後で記事にするIPマルチキャスト通信に使われます...ちなみに幻?の未使用なクラスEもいるらしい...フルで使ってあげてよー(´;ω;`)


IPホストアドレス割り当て上の注意!!
ホスト部をビットで表した時に、全てのビットを0にすることや全てのビットを1にすることが出来ない点です。ホスト部のビットが全て0のアドレスはネットワークアドレスを表す場合や、IPアドレスが分からない場合に利用することになっていて、通常は利用出来ない。また、ホスト部のビットが全て1のアドレスはブロードキャストアドレスとして使われます。注意!!


ぶっちゃけクラス分けだのサブネットマスクだの面倒くさいのでどっちかに統一して欲しい...覚える身にもなってくれorz