35歳うつ持ちが未経験からネットワークエンジニアになるまで

35歳、正社員歴無し、オタクで躁うつ持ちの元事務員が未経験から勉強してネットワークエンジニアを目指す(不定期更新)

色んな〇〇ルート

デフォルトルート→全てのネットワークやサブネットの情報を経路制御表に持つとムダが多くなる。なので、デフォルトルートが利用されます。このデフォルトルートは、経路制御表に登録されているどのアドレスにもマッチしない場合の経路。
デフォルトルートは、0.0.0.0/0または default と記述します。0.0.0.0/0は、0.0.0.0というIPアドレスを表しているわけではなく、「/0」ですから、IPアドレスを表している部分はありません。0.0.0.0というIPアドレスと誤解されるのを避ける意味もあって default と記述されることもありますが、コンピュータ内部やルーティングプロトコルでの経路情報の配信処理では0.0.0.0/0で処理されます。

ホストルート(デフォルトルートより優先されるスタティックルート)→「IPアドレス/32」はホストルートと呼ばれます。例えば、192.168.153.15/32はホストルートです。これは、IPアドレスの全てのビットを使って経路制御するという意味です。このホストルートを使用すると、IPアドレスのネットワーク部ではなく、ネットワークインターフェースに付けたIPアドレスそのものに基づいて経路制御が行われます。
ホストルートは、何らかの都合によりネットワークアドレスによる経路制御を利用したくない場合に使われます(多用すると経路制御表が大きくなり、ルーターの負荷が増大して性能が低下する原因にも)

ループバックアドレス→同じコンピュータ内部のプログラム間で通信したい場合に利用。ループバックアドレスとしては127.0.0.1というIPアドレスが使われます。この127.0.0.1と同じ意味で、 localhost というホスト名も利用されます。このアドレスを利用した場合、パケットはネットワークに流れません。

リンクローカルアドレスルーターを超えない同一リンク内の通信のために162.254/16のアドレスが使われることがあります。これは固定IPが設定されていないホストで、DHCPによるIPアドレスの取得が出来なかった時に設定されることがあります。ホスト部はランダムに設定されます。このアドレスはリンクローカルアドレスと呼ばれ、ルーターによる転送を禁止されています。

 


長ーい!!(スピードワゴンのあまーい!!のノリで)