IPアドレスと経路制御(ルーティング)
IPアドレスのネットワーク部を利用して行われる経路制御。
経路制御表にはネットワークアドレスと、次に配送すべきルーターのアドレスが書かれています。IPパケットを送信する時は、IPパケットの宛先アドレスを調べて経路制御表から一致するネットワークアドレスを検索し、対応する次のルーターにぶん投げます。経路制御表に一致するネットワークアドレスが複数ある場合には、一致するビット列が長い方のネットワークアドレスを選択します(これを最長一致という)
例えば、172.20.100.52は、172.20/16と172.20.100/24のどちらにもマッチします。この場合は、ビット列の長い172.20.100/24を選択します。
また、次に配送すべきルーターのアドレスが記載されている場所にそのホストやルーター自身のネットワークインターフェースのIPアドレスが書かれている場合は、「宛先のホストが同一データリンクに接続されている」という意味になります。
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